今回の旅行では,天候に非常に恵まれ,能登の里山里海の美しさをしっかり味わうことができました。暑い中を歩き回ったので,最後はバテてしまいましたが,旅行ガイドの写真どおりの景観を楽しむことができました。その一方で撮って来た写真を見てみると,全然その場の雰囲気が伝わっていないなぁとも思いました。
その辺の限界はあるものの,人と共有して残しておきたいという気持ちもあるので,今回旅行で行って来た場所を写真と一緒に紹介しましょう。多数の写真があるので2回に分けます。
8月11日(木祝)の10:00前に金沢を出発。のと里山海道を走り,別所岳サービスエリアで休憩。
いつもの癖で掲示を撮影。神社の鳥居マークで警告というのはよくありますね。
ルビーロマンのばら売りというのもやっていました。
のと里山海道の終点付近に,NHK連テレビ小説「まれ」のテーマ曲が流れる「おとのみち」があります,というポスター。確かによく聞こえました。
のと里山海道を出た後,珠洲道路へ。のと里山空港が道の駅になっている,ということで取りあえず行ってみました。
道の駅にしては,ちょっと大きすぎて落ち着かない感じでしたね。
能登観光の最初は,見附島。この島を見ると....寿司ネタ(軍艦巻き)を思い出します。「えんむすビーチ」ということで,「二人で鳴らす鐘」の間から軍艦を撮影。
よくよく見ると,見附島のキャラクターもいました。名前は「みつけたろう」とのことです。やや大根風ですね。
昼食は近くのレストランで食べました。その中に不思議な車が1台(廃車になっているようでした)。矢沢永吉の似顔絵が大きく描かれていて,目立っていました。ナンバーを見ると,しっかり「830(ヤザワ)」でした。
珠洲市付近を走っていると,日本酒の宗玄の看板を沢山見ました。その本店が,珠洲市にあったので,車の中から撮影。地名自体,宗玄だったんですね。好きな銘柄なので入ってみたい気もしましたが
そのすぐ近くの恋路海岸。写っているのは弁天島です。 この場所は,学生の頃に来たことのある,思い出の場所です(別に”恋路”とは関係ありませんが...)。変わった部分と変わらない場所がありましたが,とても懐かしくなりました。
この岩も見覚えがあります。ソフトクリーム岩などと勝手に名前が付けられていました。
この辺にも以前は鉄道が走っていました。恋路駅は,その名称から,切符を集めるのが流行っていたことがありますね。鉄道は走っていませんが,プラットフォームは残っているようでした。「のトロ」というトロッコ電車(手動?足動?のようです)にも乗れるようでしがが,今回はパス。
その後,珠洲市の中心部の飯田地区へ。今回の旅行の個人的な目的の一つ,ニ三味珈琲へ。「ニ三味」と書いて「にざみ」と読みます。全国的に人気のある店で,映画「さいはてにて」の登場人物のモデルになっている人が営業している店です。
ちなみにこの映画のロケーションを行った「舟小屋」は,さらに「さいはて」の木ノ浦海岸にあります。そちらにも後で行ってきました。
我が家の車にはカーナビはないので,一瞬見落としてしまったのですが,ご覧のとおり店の前は車でいっぱいで,少し順番待ちをして入りました。
私以外は特にコーヒーは好きではなかったのですが,一瞬で店の雰囲気の良さを気に入ってくれました。メニューでは,次のとおり,「コーヒー」とのみ書いてありましたが,注文に応じて,豆の種類を選んでくれました。
次のような種類がありました(以下,店内にあったリーフレットから要約して転載)。
- いいなぎブレンド(中煎り):すっきり爽やかな味。穏やかな海をイメージ
- 日置ブレンド(中煎り):モカの香り・酸味が好きな方へ。香りの持続を考えたブレンド
- 舟小屋ブレンド(やや深煎り):酸味と苦味のバランスの良い味。ニ三味珈琲の味の中心となるブレンド
- さいはてブレンド(やや深煎り):海辺に流れる優しい時間。映画「さいはてにて」からうまれたブレンド
- 二三味ブレンド(深煎り):苦味と香りの強いおすすめブレンド。ホット・アイス・アレンジコーヒーにも最適
- てっかまったブレンド(深煎り):真夏の太陽のように刺激的な味(深煎り)。個性的な前を使った新しい味
てっかまっかにも関心があったのですが...私はニ三味ブレンドを選びました(次の写真のいちばん下)。その他の家族は,アレンジコーヒーばかりですが...カップのデザインが全部違うのも楽しいですね。
私の飲んだ,ニ三味ブレンドは,濃厚さがありましたが,味も温度も大変飲みやすく調整されていました。
珠洲市の中心部へ。道の駅「すずなり館」です。この店で,あれこれお土産を買いました。
ちなみにこの建物のあった場所は,もとは鉄道の駅でした。というわけで,しっかりプラットフォームも残っており,雰囲気を味わってきました。
さらに能登半島の先端へ。この日泊まった宿の周辺には次のような景色が広がっていました。禄剛崎のすぐ傍の狼煙(のろし)地区です。
北陸鉄道のバス停も次のような雰囲気です。
夕食まで時間があったので,禄剛崎へ。予想以上に急勾配の坂を上ってみると,そこは180度以上水平線を見渡すことのできる見晴らしの良い場所でした。
次のような案内板も目を引きました。
ヨダカ珈琲というのは,映画の中での店の名前です。
さて,この付近ですが,妙にカカシが多数いました。明らかにドライバーから見られることを意識したカカシで次のように,道路沿いに並んでいました。不思議な盛り上がりのある田園光景でした。
この日の夕食です。海産物が沢山入った,なかなか豪勢なものでした。
以下,パート2に続く