2016年2月14日日曜日

東京都美術館でボッティチェリ展を鑑賞。その後,東京駅から日比谷公会堂まで散策。重厚な建築が多く見ごたえがありました。

日比谷公会堂が耐震化等に伴う大規模改修の工事のため,一時休館することになりました。その最後のイベントとして,井上道義指揮新日本フィルによる「ショスタコーヴィチ交響曲第9番・第15番演奏会」が行われました。

この演奏会は,「500組1,000名を招待」ということで,多分当選するだろうと思って応募したところ,やはり当選したので,北陸新幹線に乗って,日帰りで聞きに行くことにしました。「かがやき」だと,8時頃金沢を出ても午前中に着くので,まず,上野の東京都美術館でやっている「ボッティチェリ展」を観てきました。

まず新幹線からの景色です。北陸の方は曇り気味でしたが,富山県付近からは立山連峰が見えました。

本当は東京までのチケットだったのですが,上野で降りました。午前10時過ぎでした。親切にも,北陸新幹線用の記念撮影ポイントがありました。

上野駅内のオブジェ。

本当は上野公園口に出るつもりだったのですが...よく分からなくなってしまい,別の出口へ。駅の外に出ると,「近道」の案内が出て来たので,これを信じて地下道へ。


正岡子規記念球場の隣を通って美術館方面へ。

巨大がオブジェが出現。島根県のキャラクターで,島根県の物産展をやっていました。屋根から耳が突き出ているのが良いですね。

東京都美術館に着きました。近くを通ったことはありますが,この館で展覧会を見るのは今回が初めてでした。

10:30頃でしたが,既に大勢の人が入っていました。

会場はLBF,1F,2Fの3フロアに分かれていました。ボッティチェリ自身の作品は主に1Fの展示場にあり,その前後は「ボッティチェリ時代のフィレンツェ」「ボッティチェリの師」「ボッティチェリの弟子」という構成になっていました。

展示場の最初に「東方三博士」が展示されていました。朝日新聞が主催者の一つということで,朝日新聞の号外が置いてありましたが,その1面もこの作品でした。この作品で面白いのが,ボッティチェリ自身が描かれている点です。絵の右側に「どうだ」という感じでカメラ(?)目線で立っているのがボッティチェリとのことです。

ちなみに下の新聞の上に載せてあるのが「書斎の聖アウグスティヌス」です。気に入ったので,後絵で絵葉書を買ったものです。

この「ボッティチェリ」を切り抜いたのが次(展覧会の最後の撮影ポイント)です。



作品の特徴は,チラシに書いてあった「線の詩人」というキャッチフレーズどおり,マンガというか劇画的な感じがする点だと思いました。上に掲げた「書斎の聖アウグスティヌス」も,特に印刷されたもので見ると,劇画っぽく見えますね。

宗教的な題材が多いこともあり,絵全体が装飾的で,その意味を解読すると色々な意図が見えてきそうです。その中ですっきりとしているのが,「美しきシモネッタの肖像」でした。今回出展されていた作品の中では,きっといちばん人気が高かったのでないかと思います。記念グッズコーナーでもこの絵の商品がいちばん多かったと思います。次の写真のいちばん左が,シモネッタのマグネットです(それにしても...シモネッタという名前は,日本語の語感的には,ちょっと嬉しくなりますね。)。ちょっと少女マンガを思わせるような雰囲気があります。

色使いでは赤や青が鮮やかなのが印象的でした。作品としては,上の写真のチラシでメイン・イメージとして使われている「書物の聖母」の色合いが素晴らしいと思いました。赤と青に加え,金箔まで使われており,他の作品よりも高級感が1ランク上のように見えました。

どの作品も女性の表情があまりなく,構図についても他の作者(師匠や弟子など)と区別がつきにくいなど,「当時のフィレンツェの様式」のようなものも感じました。実は,その点で古い時代の絵を観るのはちょっと苦手です。その点で美術史や世界史の知識があるかないかで,より深く楽しめたのかなと思いました(イヤホンガイドというのはそれを補足するものだと思いますが...)。

↑展覧会の最後の撮影ポイントはやかり「書物の聖母」

展覧会を観た後は上野公園を散策。美術館から見た公園内の様子です。20℃以上の好天だったこともあり,大勢の人が出ていました。


ミュージアムショップです。面白そうなものが沢山ありましたが...展覧会のショップの方で購入したので,何も買わずに済ませました。


さきほどの島根県の物産展も「アイランドフェア」の一環だったようです。


島根県の隣では沖縄県の物産展をやっていました。こちらの方が人気が高く,私もついつい,「ちんすこう」などを購入(そのまま家の土産に)。レジ待ちの列で「沖縄に行ったことを思えば安いもんや」と大量に物産を買っている女性がいましたが,「なるほど」という感じでした。


その後,東京文化会館方面へ。東京都交響楽団のトラックが留まっていました。


東京文化会館前のカフェ。HIBIKIという名前でした。


国立西洋美術館は閉館中。次の展覧会はカラヴァッジョ展です。

世界遺産登録を目指しているようです。

上野公園の饅頭のお土産。なかなか楽し気な雰囲気でした。

東京文化会館の入口

次の公演は「イル・トロヴァトーレ」

東京都交響楽団のポスター。なかなか良いキャッチコピーですね。

JR上野駅から東京駅へ。


北海道新幹線のPR用ポスターが目立ちました。

山手線にも北海道新幹線のポスター。

時間があったので,東京駅から日比谷公会堂まで建築物を見ながら歩くことにしました。

丸の内南口からスタート。丸ビル(?)。


天井のない観光バスのスタート地点

丸の内パークビルディング

三菱一号館美術館

フラフラと入ってみると...休館でした。


この辺は飲食店などが集まっており,「いい感じ」になっていました。

丸の内仲通り。自動車通行止めになっていたので,フラフラとこの通りを歩いて
日比谷方面へ



出光美術館

その隣は帝国劇場


道路の案内標識。これだけ「~劇場」が集中しているところも少ないかもしれません。

日生劇場の入口

その隣に東京宝塚劇場

こちらは流石に照明が派手ですね。

中を観てみると...赤いカーペットの大階段が見えました。

東京宝塚劇場の隣は,映画館

さらに帝国ホテル方面へ。中に入ってみました。地下街の案内のタペストリ―です。

帝国ホテルのフロント前付近。

ラウンジは天井が高く,大変ゆったりとした雰囲気でした。

帝国ホテルの入口

帝国ホテルの全景

そして日比谷公園へ

普通の公園でした

ソーラーで動く時計

そして,目的地の日比谷公会堂に到着。逆光ですが...

ショスタコーヴィチの交響曲の公演を聞いた後,帰りはJR有楽町駅から帰ることにしました。有楽町の駅前です。

 というようなわけで,行ったことのない街というのは,ぶらぶら街歩きをするだけで,結構楽しめますね。